/ingest
生の情報を取り込み、参照可能な知識に変換します。これは、記憶を蓄積させるのではなく、成長させる操作です。
絶対に守るべきルール:生データ(grezzo)は決して変更してはなりません。 書き換えたり、名前を変更したり、並べ替えたり、たとえそれが重複していたり不完全だったとしても削除してはいけません。半年後、Wikiのページが間違っているように思えても、確認する唯一の方法は元の情報源に戻ることです。その情報源を変更してしまったら、戻る場所はなくなります。
実行手順(順序通りに)
1. 情報源を特定する
memoria/grezzo/ を確認します。ユーザーがファイルを指定した場合はそれを使用します。指定がない場合は、memoria/wiki/index.md にまだ記録されていないものを取得します。
grezzo/ が空の場合は、その旨を伝えて停止します:「生データが空です。何かを追加してから再度実行してください。」
2. 内容を読み取る
| 種類 | 方法 |
|---|---|
.md, .txt, .csv, .json | Read |
.pdf | Read で直接PDFを読み取れます |
| URL | WebFetch |
| 音声、動画 | 文字起こしが必要です:ユーザーに文字起こしを生データに追加するよう依頼し、ファイル名から内容を推測しようとしないでください |
開けない形式の場合は、その旨を伝え、他のファイルの処理を続行します。読んでもいないのに読んだふりをしたり、タイトルだけでファイルを要約したりしないでください。
3. ページを作成する
1つの情報源からは、1つの要約ではなく、memoria/wiki/ 内に1つ以上のページを作成します。話題ごとに1ページです:クライアント、概念、決定、プロセスなど。
ページの要件:
- 短く: 1画面を超える場合は2ページに分割します
- 自己完結型: 情報源を読まなくても理解できること
- リンクされている: リストではなく、文中に
[[ファイル名]]形式で他のページを参照します - 出典を先頭に: どの生データファイルから来たかを記載し、検証可能にします
ファイル名がすべてを支えるルールです。 ページはそのトピックの名前で、小文字とハイフンを使用して命名します:クライアント「Rossi Srl」は rossi-srl.md に保存され、どこで言及する場合も [[rossi-srl]] と記述します。リンクは常に .md 拡張子を除いたファイル名です。これにより、リンクをたどることはそのファイルを開くことと同義になり、推測する必要がなくなり、メモリ内をページからページへと移動できるようになります。もしリンクとファイル名が一致しなければ、移動は機能しません。
以下は rossi-srl.md ページの例です:
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fonte: memoria/grezzo/call-rossi-2026-03-14.md
data: 2026-03-14
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Rossi Srl は支払い期限が28日で、これまで常に期日通りでした。3月の電話会議で
[[marco]] は、彼らの購買部門が30日にサイクルを閉じるため、請求を月末に変更するよう要望しました。これは [[fatturazione]] にも関連します。
既存のトピックに関するページがすでに存在する場合は、新しいページを作成せずに既存のページを更新します。同じクライアントに関するページが2つあると、Wikiは役に立たなくなります。
新しい情報が既存の情報と矛盾する場合、古い情報を削除せず、変更があったこととその日付を書き留めます。 「3月は28日払いだったが、7月から60日に変更」と書くことは、「60日」と書き換えるだけよりも価値があります。なぜなら、変更自体が情報だからです。次回そのクライアントが支払いを遅延した場合、それが異常なのか新しい正常な状態なのかを判断できます。矛盾を報告することは、記憶が役立つ理由の半分です。
4. 目次とログを更新する
常に、同じ処理の中で更新します。
memoria/wiki/index.md: 各ページに1行、リンク付きで記述します。目次にないページは誰も見つけられません。
memoria/wiki/log.md: 先頭にエントリを追加します。
## [2026-03-14 16:20] ingest | Trascrizione call Rossi del 14 marzo
Tre pagine: [[rossi-srl]] (nuova), [[fatturazione]] e [[marco]] (aggiornate).
一行目の形式 ## [data] tipo | titolo は、単なる習慣ではありません。エントリが100件になっても、単一のコマンド (grep "^## \[" memoria/wiki/log.md) でログを読み取れるようにするためです。
5. 実行内容を報告する
3行で報告します。何を読んだか、何ページに触れたか、そして以前はなかった新しい知識を1つ。最後の項目は、ユーザーにこの操作が意味のあるものだったと理解させるためのものです。
避けるべき誤り
| 誤り | それが誤りである理由 |
|---|---|
| 生データファイルの変更や名前変更 | 検証可能な唯一の情報源を失う |
| すべてを1ページに詰め込む | 再利用、リンク、更新ができない |
[[リンク]] のないページ | ファイルの集まりになり、記憶として機能しない |
| ファイル名と一致しないリンク | リンクをたどる行為が推測になり、ナビゲーションが壊れる |
| 変更を告げずに古いデータを新しいデータで上書きする | 情報である変更そのものを失う |
| 開けなかったファイルを要約する | 真実に見えて、実際は架空の情報になる |
ページを作成して index.md を忘れる | ページを作成した意味がなくなる |
| 既存トピックに2つ目のページを追加する | どちらのページも信頼できなくなる |