Chromium ヒストグラム削除 は何をしますか?
期限切れの Chromium ヒストグラム(不要なメトリクス/技術的負債)を特定し、安全に削除します。このスキルは、コントリビューターがメトリクスのクリーンアップ、ヒストグラム関連のコード健全性の問題修正、廃止コードの削除、またはヒストグラムクリーンアップタスクを依頼した場合に使用します。
概要
Chromium のヒストグラムは、ブラウザのパフォーマンスやユーザー行動に関するデータを収集するための重要なメトリクスです。しかし、時間の経過とともに一部のヒストグラムは不要になり、コードベースに技術的負債として残ります。このスキルは、そのような期限切れヒストグラムを自動的に特定し、安全に削除するための手順を提供します。
使い方
- 対象ファイルを特定: プロジェクト内の
histograms.xmlファイル(通常はtools/metrics/histograms/以下)を検索します。 - 期限切れのヒストグラムを抽出:
expires_after属性が現在の日付より前のエントリをすべてリストアップします。 - 安全確認: 各期限切れヒストグラムが C++ コード内で参照されていないか確認します。参照がない場合のみ削除対象とします。
- 削除:
histograms.xmlから該当エントリを削除し、関連するコード内の参照も削除します。 - テスト: 削除後、ビルドが正常に完了し、テストがパスすることを確認します。
サポート対象
- プラットフォーム: すべての Chromium サポートプラットフォーム(Windows, macOS, Linux, Android, iOS)
- コードベース: Chromium プロジェクト全体
- ツール:
git,gn,ninja, および Python スクリプト
注意事項
- 削除前に必ず
git diffなどで変更内容を確認してください。 - 一度削除したヒストグラムは復元が難しいため、慎重に判断してください。
- 期限切れでないヒストグラムは絶対に削除しないでください。
参考リンク
環境変数
CHROMIUM_SRC: Chromium ソースコードへのパス(省略時はカレントディレクトリを仮定)
使用例
# デフォルト設定で実行
python tools/metrics/histograms/expired_histograms_cleanup.py
# 特定のディレクトリを指定
CHROMIUM_SRC=/path/to/chromium/src python tools/metrics/histograms/expired_histograms_cleanup.py
関連するコマンド
git log --oneline tools/metrics/histograms/- ヒストグラムファイルの変更履歴を表示git grep <histogram_name>- 特定のヒストグラムへの参照を検索