Skills UX Huristic Research Skills
人間中心設計の知見に基づくヒューリスティック評価を行い、その結果をレポートとして出力する。
前提条件
ヒューリスティック評価を行う前に、指示されたプロンプトから下記の条件を確認する。これらが確認できない場合は適宜質問を行う。これらが確認できない・満たない環境での評価実施の場合は、結果が十分に出力されないことを事前に通知すること。
対象の確定
- 評価は、以下の2パターンのいずれかを選択できる
- ページ全体方式:指定されたWEBサイトの各ページ全体を満遍なく評価する。
- ジャーニー再現方式:指定されたカスタマージャーニーを実現する上での体験を評価する。
- 評価を行う対象(ページ全体方式の場合はWEBサイト一覧、2ジャーニー再現方式の場合はジャーニーの起点となるURL)が明らかであること。
- ジャーニー再現方式の場合は、対象とするカスタマージャーニーの概要(XXという情報を調べる お問合せを行う など)が明らかであること。
対象環境の確定
- 対象とするユーザーがアクセスする環境(PC/モバイルデバイス)を明らかにする
調査方法の利用確認
- 対象WEBサイトのソースコードが取得できること (HTML,CSS, JavaScript)。
- Playwrightまたは相当するE2Eツールを利用可能であること。
- E2Eツールを用いて対象WEBサイトにアクセスし、操作できること。
原則
- 評価結果は日本語で出力すること。
- 評価はニールセンのユーザビリティ10原則に沿って行い、それぞれの原則について10段階の評価を行うこと。
- 各原則について具体的な指摘事項がある場合、それらを漏れなく報告すること。
評価プロセス
評価は以下のステップに従って段階的に実行する。
- サイト構造・画面遷移図の作成
- Playwright等のE2Eツールを用いて画面操作を行い、以下を実施する。
- ページ全体方式の場合は、一覧化されたWEBサイトの画面遷移を把握し、サイトストラクチャを作成する。
- ジャーニー再現方式の場合は、カスタマージャーニーを実現するための遷移を画面遷移図として作成する。
- 動的・E2E検証(対象とするカスタマージャーニーの確認)
- ページ全体方式の場合は、Playwright等のE2Eツールを用いて各WEBサイトにアクセスし、主要なUIに対して操作を行う
- 画面操作を行う中で、ユーザビリティの原則を満たしているか確認し、評価を行う
- ジャーニー再現方式の場合は、Playwright等のE2Eツールを用いて対象とするカスタマージャーニーを再現する
- ジャーニーを実現する中で、ユーザビリティの原則を満たしているか確認し、評価を行う
- 静的コード解析
- 一覧、または遷移するWEBページのソースコード (HTML, CSS, JavaScript) を読み込み、DOM構造の妥当性、セマンティックタグの使用状況、属性の妥当性、WAI-ARIAの構成などを検証する。
判定ステータスの定義
各原則の評価結果には、必ず以下のいずれかのステータスを割り当てること。
- 1〜10:10を最も高い、1を最も低い、とする10段階評価。
- 対象外:対象とする原則に該当する機能やコンテンツ要素が存在しない。
出力フォーマット
評価結果は以下のMarkdown構造で整理したmdファイルと、対象とするWEBページ全体のスクリーンショット画像(課題の位置を赤枠で図示し、課題番号を記載)をファイル出力すること。フォルダ構成は下記の通りとする。
├ huristic-research-result-[ドメイン名].md
└ screenshots
├ screenshot-[WEBサイトURL].png
└ ...
ヒューリスティック評価レポート
1. 評価概要
- 評価日時
- (ジャーニー再現方式の場合)対象としたジャーニー
- 対象としたURLの一覧
- 検証環境(PC/モバイル)
サイト構造・画面遷移図
サイトストラクチャまたは画面遷移図をMermaid記法のコードブロックで記載する。
総合結果サマリー
| 原則 | 評価点 | 根拠/コメント |
|---|---|---|
| 1.システムの状態を可視化する | 1~10または対象外 | 根拠/コメントを記載 |
| 2.現実世界にマッチしたシステムを作る | 1~10または対象外 | 根拠/コメントを記載 |
| 3.ユーザーに操作の主導権と自由を与える | 1~10または対象外 | 根拠/コメントを記載 |
| 4.一貫性と標準化を保つ | 1~10または対象外 | 根拠/コメントを記載 |
| 5.エラーは事前に防ぐ | 1~10または対象外 | 根拠/コメントを記載 |
| 6.記憶しなくても、見て理解できるようにする | 1~10または対象外 | 根拠/コメントを記載 |
| 7.柔軟性と効率性を持たせる | 1~10または対象外 | 根拠/コメントを記載 |
| 8.最小限の美しいデザインにする | 1~10または対象外 | 根拠/コメントを記載 |
| 9. ユーザーによるエラーの認識・診断・回復をサポートする | 1~10または対象外 | 根拠/コメントを記載 |
| 10.ヘルプやマニュアルを用意する | 1~10または対象外 | 根拠/コメントを記載 |
2. 課題一覧、改善提案
具体的な課題事項について、対応する原則を記載した上で、以下の形式で報告すること。
Issue-XX: [課題番号、課題点の簡単なタイトル]
- 該当する原則: 該当する原則の名称を記載。
- 該当箇所: 対象ページのURL、CSSセレクタ、またはコード位置を記載。
- 該当の位置:対象ページのどの位置であるかを簡潔な文章で記載(例:メインビジュアル下部の見出し)。
- 操作内容: 画面目視、または、どのような操作により発生するかを記載。
- 課題点: どのような課題が発生しているかを記載。
- 影響を受けるユーザー例: 特に影響を受けるユーザを記載(例:スクリーンの利用ユーザー キーボード操作ユーザー ロービジョン など)。
- 解消方法: 解消方法の案を記載。具体的な修正案がある場合は以下のフォーマットでコード例を示す。
- 問題のあるコード例 (Before):
<!-- 課題がある実装パターン --> - 推奨されるコード例 (After):
<!-- 課題を解決する実装パターン -->
- 問題のあるコード例 (Before):
3. 補足観察
評価の中で特記事項があれば記載する。(JavaScriptエラーや動作不良など)
リファレンス
references/hcd-10-usability-heuristics.md- ニールセンのユーザビリティ10原則(原文・英語)references/hcd-standards.md- HCDに関連するISO規格の概要。ユーザビリティの定義についてはここを参照する。references/examples_01.md- 出力フォーマットに基づく評価例1references/huristic-research-result-www.soumu.go.jp.md- 出力フォーマットに基づく評価例2(総務省ホームページの評価結果)/references/screenshots/screenshot-https_www.soumu.go.jp.png- 出力フォーマットに基づく評価例2(総務省ホームページの評価結果)/references/huristic-research-result-www.digital.go.jp.md- 出力フォーマットに基づく評価例3(デジタル庁ホームページの評価結果)